鼻副鼻腔炎
副鼻腔炎(蓄膿症)とは
鼻の周囲には副鼻腔という洞(ほこら)があります。
その部位に細菌・ウイルスなどにより炎症を起こしたものです。
一般的に蓄膿症と呼ばれています。
①急性副鼻腔炎とは
かぜ症状などから膿(どろっとした鼻汁)に移行していき、急性の炎症を
引き起こす病気です。
②慢性副鼻腔炎とは
急性副鼻腔炎が慢性化している場合が多いです。
細菌・アレルギー・真菌など様々な原因で副鼻腔炎の症状が持続する場合に診断されます。
症状
1、膿のような鼻汁 2、鼻づまり 3、顔面の痛み・頭痛
4、咳・痰 などがあります。
検査方法
レントゲン検査により病変の範囲や程度が判定出来ます。
鼻汁細菌検査にてどんな細菌が感染しているか調べます。
治療
鼻の処置 ・・・ 鼻汁を吸引して、ネブライザー治療を行う
お薬の治療 ・・・ 抗生剤や膿を排出しやすくなる薬を処方します
(急性 1~2週間 慢性 1~3か月間)
手術 ・・・ 上記の治療で治らない場合や鼻茸が出来ていたり、
真菌(かび)が原因である場合は内視鏡での手術をめる場合があります。